Tuesday, April 17, 2007

逆転4 逆転を継ぐ者-2-

マコトが倒れた事で裁判が中断され、そこから7年前のナルホドの法廷にさかのぼる。




当時ナルホドは、テンサイを殺人した容疑のザックを弁護していた。
ザックの子供であるみぬき(当時8歳)からある人から貰った、というページの紙切れを貰う。

実はテンサイはもうステージに立てない病状で
ザックとバランに対し、自分を殺せという手紙を送っていたのだ。



法廷にて、検事は17歳で検事デビューのガリュー弟。
そして久々のイトノコの証言。

ピエロとテンサイの額に撃たれた弾丸。
だが、そこにおいてあったピストルは1発しか撃てないステージ用のもの。


そこで次にバラン登場でそこにおいてあった1挺の銃でピエロを撃ちぬいたと主張。
さらに医者を呼んだ時、死亡推定時刻が、点滴の液体の量で11時10分だと言うことが判明。


テンサイが弟子たちに送った手紙の内容では
ザックが11時5分、バランが11時20分に来い、という指示があった。

これにより自分より先に来たザックが殺したというバラン。

だが、バランがこの時、黄色の液体と言ったことで、容器に入れた液体は黄緑色。
容器の影響で、実際の液体は黄色だったが、何故その事はバランが知っていたのか。


ナルホドはバランが注射器の容器で液体を調整したのだと主張。


すると、ガリュー弟はそんな証拠がどこにあるんだと、
次に現場にあったテンサイ手記についての説明をした。


もうそろそろ一人目が来る、というところで手記が止まっていて、右側のページが破れている。



ここで止まっているという事は、その時にザックが来て殺した事を証明している、というのだ。


そこでナルホドは、みぬきから貰った、削り取られたページを提示。


そこには、運命の時は一時おあずけのようだ~・・
というテンサイが書いたと思われる手記の切れ端だった。


これを手記と照らし合わせれば、ザックが無実だと証明される・・・はずだった。



だが、ガリュー弟はそれを待っていたかのように、次の証言者としてドブロクを呼ぶ。


そしてドブロクは、その切れ端は私が作った、と主張したのだ。

つまりナルホドが出したこのページの切れ端は捏造したものだったのだ。

このページの紙切れはみぬきから貰ったものだが、
一体何故・・。


ナルホドはこの時自分の事を覚悟したが、
一方でザックが「オレを有罪にする事ができない」と
その場から忽然と姿を消した。



こうして、裁判はザックが消失して判決が言い渡されないまま幕を閉じてしまった・・・。



―――――――――。



過去と現在を行き来するメイソンシステム。


ナルホドが7年前のザック失踪後に関係者から聞いた事。
そして現在、ボルハチの事件当日・・そしてナルホドがゴクヒ任務として捜査していた事。


これらを行き来してナルホド久々のサイコ・ロックで証拠品を突きつけて事件の真相を暴いていく。


この結果、判明した事。


まずザックがどうやって姿を消したのか、これはみぬきと協力して仕掛けたトリック。
みぬきのぼうしクンを囮にして、追った警察官を他所に別の部屋に隠れていたザックはそのまま逃走。


7年前のどぶろくスタジオにて、捏造したものを作ったのはマコトだったということ。
そして、マコトが言っていた『おまじない』というのは
依頼人から貰った「マニキュア」だったということ。
そしてそれの出所が現在刑務所にいるガリュ―霧人の側にあったものと酷似していた事から
依頼人の可能性がガリュー霧人であるかもしれない、ということ。



一方で何故テンサイが殺せ、という事を強要し、ザックとバランはそれに断れなかったのか。

それはその前に起きたザックとバラン、
そしてユーミという女性との間で起こった早撃ちショーでの事故。


ユーミはアルマジキショーに弟子と共に参加していた魔術師で
ザックと結婚しみぬきを生んだ母親。


ザックとバランはユーミに撃つが弾丸がすり抜けるというショーだったが
誤って弾丸がユーミにあたってしまう。


それ以降ユーミは姿を消してしまうが、実はユーミはテンサイの娘であり
娘を殺したと思い込んだテンサイが、ザックとバランと脅迫していたのだ。


ボルハチの事件前夜、浦伏という旅行者は実はザックだったということ。
ザックはナルホドに対し、みぬきがテンサイのショーを
引き継ぐための上演権の入った封筒をナルホドに渡した。
ユーミの事を目から反らしていたザックだったが
一方でオドロキの能力と若い頃のユーミの写真を見てが気になったナルホドは更に追求してみると
ユーミはザックと結婚する前に他の男と結婚し子供を身ごもっていたことが判明した。
そして、ユーミの写真にある腕輪を見て、ナルホドはもしやそれが同じ腕輪を持っているオドロキではないかと確信した。
つまりオドロキとみぬき兄妹である・・と。

ザックは事件当日テンサイが言った事を話し出した。
ザックがピエロを撃った後、おまえならそうすると思ったと
テンサイは病気でもう長くない悟り、ショーをやる権利をザックに譲ると言ったそうな。


だが、ザックは自分よりアルマジキの血を引いたみぬきがふさわしいと判断。


テンサイが死んだ時、ザックはバランに危害を加えまい、と失踪したようだが
バランの辛い事情を話すとザックは自分が殺したことを認める証書を書いてナルホドに渡した。


ゴクヒ任務中にそれをバランに見せると、バランがあの時テンサイの身に起こった真実を話し出した。


テンサイはバランに権利をザックに譲った事を話した後。銃で自殺したのだ。
だが、銃声を聞いた時バランの心にその時悪魔が宿った。


これをザックが殺したように見せかければ・・自分にその権利が回ってくるかもしれない・・と。

そして液体の細工をしたそうな。



そして現在の刑務所にて・・。
霧人が作業でいない間、ナルホドはそこで黄色い封筒を発見する。


それに薬をかけるとそこにはアトロキニーネの切手の反応が・・・。
そしてドブロクが書いたと思われる内容。



そして舞台は法廷へ。


ナルホドから7年前の事、そしてボルハチやゴクヒ任務中のこと
大体の事情を聞かされ、それらの証拠品も手に入れたオドロキ。


証人は霧人。

霧人自身は独房にいたためマコトに毒を盛ることが出来ないと主張。


マコトに毒を盛った方法・・それは彼女におまじないとして渡したマニキュアボトル。

彼女は緊張状態に陥ると爪を噛むクセがある。


それを利用したとか・・・なんか強引じゃね?(w
じゃあ今までそういったクセがなかったのかと不思議なくらいだが・・。

そしてドブロクを殺害したものとして記念切手を突きつけるオドロキ。

ドブロクを殺そうとした理由、
それは勿論捏造した事が霧人であることをバレないようにするための口封じ。


霧人とドブロクを繋げる証拠品として独房で手に入れた黄色い封筒を突きつける。



だが、その封筒には、誰宛てのものか書かれていなかった。
それを何故自分のものだとわかるのだ?と反論する霧人。



だが・・ナルホドが帽子につけている隠しカメラからその状況を
監視していたのだ。



もはや言い逃れが出来ない霧人・・・。



だが、裁判そのものは霧人ではなくマコトを有罪にするか無罪するかというもの。

大きく論点がズレている指摘され、高笑いする霧人・・・だったが。



ここで裁判員制度、国民の意見を取り入れた裁判に顔を歪める霧人。



どうやらこの事は独房にいた霧人には伝わっていなかったようだ。


しかもそれを取りしきっているのはナルホド。



それを聞いて霧人が暴発・・・!



メイソンシステム・・・。


ここで裁判員達がマコトが有罪か無罪かというボタンを押す。



ここで有罪を押すと
裁判員の議論が分かれ、マコトの容態が急変し死亡・・。
判決が言い渡されるのは永久に潰える・・・。



無罪すると
全員、満場一致でマコト無罪。


高笑いする霧人。



こうして7年越しの事件は全て解決したのである。




・・・エンディング・・・。


正直プレイした感想としては3話に続き突っ込みどころが満載でもあるが・・。
3枚の下絵。
メイソンシステム。
マニキュアの毒とマコトのクセ。
ザックの行動。
ナルホドがどういう経緯で裁判員やら全部集めて裁判起こせたのか、とか。

特に最後のはそういうシリーズだから、というのはなしで。



最後の法廷がアッサリしすぎていたなぁ。


『逆転を継ぐ者』ってタイトルなんだから
ナルホドがオドロキに対して「発想を逆転させる」みたいな考えを吹き込んで
本人は引退するのか~みたいな。


このままいけばナルホドは5にも登場するんだろうなぁ。
こいつが出てくると、オドロキの活躍がなくなってくるから、正直おもしろくないかも。

ED・・登場キャラの写真が出てくるが、アウチや引田が出てこなかったことを考えると
前回の登場キャラはもう吹っ切ったイメージがあるな。

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